学科 DTP基礎【オンライン】

-本日のアジェンダ-

1限目
学科 DTP基礎
DTPとは?

2限目
学科 DTP基礎
画像解像度 ベクターデータとビットマップデータ

3限目
学科 DTP基礎
色調補正について

4限目
学科 DTP基礎
作品の立案

5限目
学科 DTP基礎
作品の立案


本日のテーマ

納品する作品の準備「DTP=印刷物」です。

【資料】

カリキュラム資料 ダウンロード用サイト
https://cu-doc.deau-ac.com/

下記のファイルをダウンロードしましょう。
1.「デザインの考え方」の教科書③.pdf
2. 色調補正について.pdf

【動画①】「デザインの考え方」の教科書

DM 制作のポイント

可視性と配色を意識してみましょう。

写真に文字を乗せる時はとにかく可視性に気を付けましょう。
配色のバランスや影を付けたり、ぼかしやオーバレイなどの工夫を考え、写真の世界観を壊さないように表現してみましょう。

参考サイト

ベクターデータとビットマップデータ

Adobe Illustratorは、アドビシステムズが販売するベクターイメージ編集ソフトウェアである。
Adobe Photoshopは、アドビシステムズが販売しているビットマップ画像編集アプリケーションソフトウェアである。

ベクターデータとは?

ベクターデータとは、図形やイラストなどのデータを占めるIllustratorが採用しているベクタ形式のことで、画像を点の座標とそれを結ぶ線などの数値データをもとにして再現していることを指します。

参考サイト

ビットマップデータとは?

ビットマップデータbitmap date) ビットマップデータとは、Photoshopの画像データ等のことで、ピクセル(点)の集合体として画像データを保持しています。 一般的に写真のような画像データは、ビットマップで構成されていることが多く、拡大や変形をすると画像が荒れてしまう性質があります。

参考サイト

CMYKとRGB

RGBカラーは、光の三原色「R(赤)・G(緑)・B(青)」のことです。
PCのモニターやデジカメ、スキャナなどは、このRGBカラーで色が表現されています。これらは混ぜれば混ぜるほど色が明るくなり、白色に近づいていくため『加法混色』と言われています。

CMYカラーは、色料の三原色「C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)」のことです。これらは混ぜれば混ぜるほど色が暗くなり、理論上は黒色に近づいていくため『減法混色』と言われています。理論上と書いたのには訳があり、実際にはどんどん濁った灰色になっていくのですが、一般的にイメージする『黒色』にはなってくれません。 プロセスカラー印刷では、黒の部分を引き締めるために、シアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)にブラック(K)のインキを加えた4色(プロセスカラー)でフルカラーを表現しています。

参考サイト

色調補正について

色調補正とは、画像データをイメージどおりに調整することです。 色調補正の目的は、色を調整したり、鮮やかさを調整したり、明るさを調整したりさまざまです。

※動画の資料にベクトルマスクという言葉がでてきますが、現時点ではまだ訓練していません。レイヤーマスクだけでも色調補正はできますので、ご安心ください。

【動画②】色調補正について

おススメの色調補正の手順

1.明るさ・コントラスト
(素材写真の明るさを調整し、コントラストをくっきりさせる)
2.レベル補正やトーンカーブ
(素材写真の一番黒い箇所と白い箇所を設定する)
3.色相・彩度やカラーバランスや白黒
(素材写真の色味を変更する)
4.アンシャープマスクで仕上げ
※部分的に調整する場合は、レイヤーマスク(選択範囲)を併用。

覚えておきたい色調補正

  • 明るさ・コントラスト
  • レベル補正
  • トーンカーブ
  • 色相・彩度
  • カラーバランス
  • 白黒

明るさ・コントラスト

コントラストとは、ひとことで言えば、「画像の明るい部分と、暗い部分の『明るさ』」のことです。 「コントラストが高い」とは、「画像の一番明るい部分と、一番暗い部分の『明るさ』が『大きい』」ということ。 よって、コントラストを高くすると、「画面の明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗く」なります。

参考サイト

レベル補正

レベル補正とは. ヒストグラムは、画像内のピクセルが各階調にどのように分布しているのかを示しています。横軸が0~255の明るさの階調、縦軸が明るさごとのピクセル数を表したものです。

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トーンカーブ

トーンカーブの補正では、画像の色調の範囲全体に配置されたポイントを補正します。画像の色調は、最初は直線の対角線としてグラフに表示されます。RGB 画像を調整する場合、グラフの右上の領域はハイライトを表し、左下の領域はシャドウを表します。

参考サイト

色相・彩度

Photoshopを使った色調補正の基本の機能の1つ「色相彩度」は、画像の色相彩度・明度の3つの値を調整することで、画像の色調補正する機能です。 画像を編集する上で、色合いを変更するとても重要な機能なので、しっかりと使いかたを理解しておく必要があるでしょう。

参考サイト

カラーバランス

カラーバランス」はシャドウ(暗い部分)、ハイライト(明るい部分)、中間調(中間の明るさの部分)に分けてを調整できるようになっています。

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白黒

【Photoshop基本操作】[白黒]とは、カラー画像を「白黒」画像に変換する機能です。 の系統別に詳細な設定ができるので、素材に応じた「モノクロ」表現の幅が広がります。

参考サイト

調整レイヤー

【Photoshop基本操作】調整レイヤーとは、ドキュメントやレイヤー単位で色調補正が行えるオプション機能です。 調整レイヤーを作成すると、元画像の内容をそのまま保つことができ、設定した後でも再編集が加えられるので大変便利です。 

参考サイト

ヒストリーパネル

ヒストリーパネルとは ヒストリーパネルには、Photoshopで画像に対して行った編集操作が履歴として表示されます。 履歴をたどって行った操作を確認したり、やり直したりすることができます。

参考サイト

アンシャープマスク

アンシャープマスク」は、画像内の個々のピクセルの周囲にある、異なる色情報を持ったピクセルを検索して、指定した量だけピクセルのコントラストを高めるフィルタです。 アンシャープマスクをかけるときは、「量」・「半径」・「しきい値」を設定します。 色の濃さの度合いを決め、数値が大きくなるほど、くっきりとした輪郭になります。

参考サイト

描画モードについて

描画モードは下層にあるレイヤーと合成する機能です。 通常、不透明度の変更などを行っていない場合は上のレイヤーが100%表示されますが、描画モードを変更することで下のレイヤーと合成した色が表示されます。

参考サイト

ワンポイントアドバイス

「色調補正」は作品作りの素材づくりの基本です。
特に後のバナー作成でとても重要になる技術ですので、しっかりと理解と自然に操作が出来るように身に着けていきましょう。

本日の課題

手書きでいいので、DMのイメージを作りましょう。
方向性をしっかりとイメージし制作を進めていきましょう。

実技 イラストロゴ作成実習④

-本日のアジェンダ-

1限目
実技 イラストロゴ作成実習④
トリムマークについて

2限目
実技 イラストロゴ作成実習④
名刺制作

3限目
実技 イラストロゴ作成実習④
名刺制作

4限目
実技 イラストロゴ作成実習④
名刺制作

5限目
実技 イラストロゴ作成実習④
名刺講評


本日のテーマ

名刺制作です

文字(フォント)デザインについて

まず、フォントとは既にデザインされている文字であると考えましょう。
既に特徴や印象を持っていて、更に昨今では様々なフォントが存在しています。ここでは、フォントの基礎知識を確認してみましょう。

名刺作成の参考サイト

【おススメフォント】

・源ノ角ゴシック
・源ノ明朝
・貂明朝
・A-OTF UD新ゴ
・筑紫A丸ゴシック
・VDL ロゴJrブラック
・TA-F1ブロックライン
・TBシネマ丸ゴシック
・VDL ペンレディ
・砧 山本庵クラシック

本日の基本操作

  • トリムマーク
  • パスのオフセット
  • 配置
  • Adobe Fonts(Typekit)

トリムマーク

トリムマークトンボ)とは トリムマークとは、印刷時や、断裁位置を明確にするために必要不可欠な「しるし」のことです。 … 内トンボは仕上がり線を示しており、内トンボから外トンボの間は裁ち落としのための”塗り足し”部分を示しています。

参考サイト

パスのオフセット

「オフセット」という言葉にあまり馴染みはないでしょう。しかし、この機能を覚えておくと、イラレの使い方の幅が広がる可能性があります。 

参考サイト

配置

Illustratorの画像配置 リンク画像と埋め込み画像の違いと正しい使い方. Illustratorに画像を配置する場合、「リンク配置」と「埋め込み」配置の、二つの方法があります。

参考サイト

Adobe Fonts (Typekit )

Adobe Creative Cloudユーザーが利用できるサービスの一つです。
Webフォントとしてはもちろん、PC上のデスクトップフォントとしても使用可能です。
(Photoshopやllustratorはもちろん、Microsoft OfficeなどAdobe以外のソフトにも対応しています。)

参考サイト

引き続きの基本操作

  • 線パネル
  • アピアランスパネル
  • スタイライズ
  • クリッピングマスク
  • アウトライン
  • アピアランスの分割

文字デザインのポイントとして

文字や文章の「読みやすさ」は、可読性、視認性、判読性という3つの要素から成ります。「可読性」とは文章が読みやすいか、「視認性」とはパッと見た瞬間の認識しやすさ、「判読性」とは誤読がないか、という指標です。書体(≒フォント)の種類や文字のサイズを変えたり、行間や字間を調節することで、これらの要素を高めることができます。ただし、どの要素を優先させるかは資料の目的や状況によって変わります。プレゼンのPowerPointsスライドなどでは視認性と判読性を、申請書などのWord文書などでは可読性を重視します。

参考サイト

レイアウトデザインのポイントとして(復習)

作成した作品を改めてみた時、「 配置した内容のグループ化 」「縦横の整列」「表現のルール化」「表現の差別化」「余白」を改めて見てみましょう。

見やすいレイアウト、わかりやすいレイアウトを作るときの重要なポイントは、ただ闇雲に文字や絵を配置するのではなく、発表者の頭の中にある「ロジック」や「事柄と事柄の関係性」に即して文字や絵を配置することです。関係性の強いもの同士は、近くに配置したり、同じ色を使ったり、線で結んだり、大切な事項を目立つ色にしたり、目立つ場所においたり、という簡単なことです。「理論やストーリーをレイアウトする」ことが大切であるということを忘れないでください。

参考サイト

本日の課題

名刺を作成しご自身のポートフォリオサイトに投稿しましょう。
5限目に講評を行います。